【旅行記vol.2】箱根・芦ノ湖をダラダラ走る旅

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最近、実は車を買い換えるかどうかを悩んでいたりしていた。仕事が繁忙期になるので給与面も一時的に良くなるし、12月には冬のボーナスもある。来年の中頃に車の車検があるため、買い換えるなら早めに下調べしておこうかななんて。

でも最近この本を読んだ。

正確にはまだ読んでる途中だけど。

諸々別の記事でちゃんと書く予定だけど、「物か経験か」という考え方があるということを知った。物と経験のどちらが後々自分に残るのか。単純な話、大金叩いて買った物でもいつかは壊れる。でも大金叩いた旅行なり体験なりの経験っていうのは自分の中に思い出って形で残る。

別に車はまだ元気だし、無理してローン組んで買い換えるよりもそのお金で体験を手に入れた方が良いのではないかと考えた。

そんな背景があり、今回まずは急遽どっか行ってみようということで箱根に行ってみた。

金曜の夜から波乱

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ここが泊まった宿。(車中泊

30日金曜日、残業して20時過ぎに帰宅し、そこからシャワーを浴びて出発した。どこから高速に乗るか悩んでダラダラ走っていたら芝浦まで行ってしまった。

そして、俺はこれを「首都高病」と呼んでいるのだが、いつも最安料金で首都高を周回しているせいで、旅行とかでちょっとでも首都高に乗った際、環状線を何周かしないともったいなく感じてしまうようになってしまった。そのせいでとりあえずC1を1週し、その後渋谷に向かって東名高速に乗ろうとした。

そう忘れていた。金曜だということを・・。

渋谷から三軒茶屋までが渋滞で激混み。C1を1週している暇なんてなかった。

そして箱根を目指してひたすら走った。

東名高速をフルで使ったら簡単に箱根まで行ってしまいそうだったため、あえて圏央道に乗り換えて平塚へ。そこからは国道1号線を走り続けた。

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こんな感じ。この道ってもしかして年初めのマラソンで走ってるところだったりする?

まああえて高速は使わないでみた。高速は使わないと行っても、高速よりも安い料金のバイパスがあり、快適に走ることができた。

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そしてなんとか12時過ぎに道の駅に到着。夜飯は途中のコンビニと海老名SAで軽く済ませておいた。本当はどこかでちゃんと食べたかったけど、出発が遅かったこともあり、軽食で終わってしまった。

道の駅は芦ノ湖の近くだったためか、外の空気はひんやりしていた。

車中泊組は少なかったけど、朝方に人が集まる可能性を考慮し、最低限車の窓にサンバイザー的なやつを取り付け、寝た。

朝寒すぎ

山を舐めていた。思っていたよりも標高が高く、朝の4時頃に寒すぎて目を覚ました。でもどうすることもできなかったため、耐えた。6時くらいまでは頑張って寝ていたが、周りが明るくなってきたので起きた。

写活開始!!

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初芦ノ湖!!。写真で見たまんまだ。

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雨ではないことは事前に調べていたけど、ここまで晴天になるとは・・。ついてるのか。

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久しぶりに良きインプの写真を撮れた気がする。このヌルッとしたラインが良い。

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写真家さんたち全然いなくて良かった。釣り人はいたけど、そこそこ自由に撮影できた。

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去年の12月頃に撮った富士山。いまだにこれを超える写真が撮れない。まあこれは素材が良すぎるか。雪のかかり具合も絶妙。今回はまだ早かった。

芦ノ湖スカイラインを爆走

芦ノ湖スカイラインは有料だけど、800円なんて安すぎやしないかと思えてしまう。

道中にサービスエリア的なものがあるし、なんと伊豆(たぶん)が一望できる。

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富士山だって常に見える。

もうビューが素晴らしすぎる。

でも残念なポイントとしては、朝の7時過ぎくらいに走ったのに、走り屋さんたちが多かったところ。ゆっくり走っているとロードスターに煽られるし、急カーブは反対車線からオーバー気味でスポ車が突っ込んでくる。

そして嬉しいのか悲しいのか、芦ノ湖スカイラインは、道中にいくつもの休憩ポイントがあるため、いくらでもUターンできる。なので首都高と同じく、一度通行料を払ってしまえばずっと走れるわけだ。

俺もせっかくだしいっぱい走ろうかなと思ったけど、お腹の調子が悪く一度もUターンせずに引き上げた。でもそれが良いでしょ。何度も体験できるような体験は特別な体験にはなり得ないでしょ。

お風呂は箱根で

山形には朝6時くらいかやってる温泉がいくつかあるけど、東京にきてからそんな温泉は稀なものなのだと知った。ほとんどの温泉が9時や10時スタート。

夜中の底冷えによって身体は芯まで冷えていたため、一刻も早くお風呂に入りたかった。でも開かないことにはどうしようもないため、なんとか車の暖房で耐えた。

箱根は箱根で激混み、渋滞し、反対車線側のお目当ての温泉にたどり着くのも一苦労だった。そもそも箱根って車でくる旅行客のこと何も考えてなさそう。駐車場ほとんどないし。

まあ温泉は良かったから良しとしよう。

箱根から逗子まで

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今回は飯は諦めひたすらドライブに専念する道を選んだ。

せっかく神奈川にきてるし、江ノ島や鎌倉を走ってみようかなと。赤線の通り、ずっと海沿いを走り、気づくと逗子まで。できれば途中でご飯食べれたら良かったんだけど、江ノ島あたりまでくると道路沿いの駐車場なんて全部有料だし人も多いしで、もう車から降りるのも嫌になった。

結局逗子まで行っても良い感じにダラダラできそうなところはなく、仕方なくコンビニで飯を済ませて帰路についた。

ひたすら走った旅だった

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今回の総走行距離は約350キロ。

峠道のせいで車にはずいぶん負担をかけてしまった。NAエンジンだからといって無理させちゃダメだね。全てはあの煽ってきたロードスターのせいだ。もちろん逃げようとしただけで張り合ったわけではないよ。勝てるわけないし。

今回の旅で、また一つインプと一緒に経験を作ることができた。道中うまくいかないことがあっても、結局俺は運転が楽しいから車で旅行してるわけだ。だから最後の最後に楽しく走って帰ってこれればそれでオールオッケー。

乗り換えればそれはそれで楽しいかもしれないけど、もう少しこの車でいろんなところに行ってもいいかなと思った。

どうしても他の車が格好良く見えることはあるけど、そんな時こそ自分の車を見つめ直すことが必要。目移りしそうな時は一度旅行に行ってみよう。

次はどこに行こうかな。千葉の館山方面に足を伸ばしてみようかな。

以上だ。

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