物と経験のどちらに投資していくべきなのか

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物と経験、どちらに投資していくべきなのか。

お金の使い方は人それぞれ、人それぞれの考え方があっていいんだけど、俺はようやく自分の中で一つの納得のいく形を手に入れたから、記事にしておきたい。

まずはお金があること

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そうだ、まずは金だ。

先立つものがなければ始まらない。

自分が生活していくにあたりギリギリのラインのお金しか稼げていないようであれば「投資」なんて言葉は夢だ。まずはメンタル的に安心して過ごせるように貯金を勧める。お金さえ貯めておけば、苦しくなったときに「死」以外の選択肢を多く選べることができる。

さて話がそれたけど、この世のとても悩ましい問題の一つに、「お金の使い方」が上げられると思う。学生時代、就活が終わったあたりでバイトしまくったら、たくさんのお金を手に入れることができた(あくまでバイトレベルの)。

そのとき俺は思った。

「俺って何にお金を使っていたっけ」

と。

それまでは自分の生活レベルを維持していくためにお金を使ってきた。ドライブするための車のメンテ代だったり、友人との外食など。

でもその生活レベルを維持していけるプラスアルファの分のお金を手にしたとき、俺は何に使えば良いのか分からなくなった。そしてそれは社会人になって働き始めてからもずっと悩んでいた。

何にお金を使えば幸せになれるのか

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「幸せを手に入れるためのお金の使い方」を求め、病んでいた時期さえあった。

東京にきてからは、彼女はおろか近くに気軽に遊べるような友人さえいないため、100%自分のためにお金を使える状況。

(そもそもお金の使い道以前に人生に病んでいるのかもしれない)

贅沢な悩みと言われるかもしれないけれど、お金を使いたくても上手に使えないでいた。下手な使い方ばかりしていたような気がする。

そして、とうとうお金の使い方を知るために本を読んだ。

(プライム会員ならAmazon Readingで無料で読めます)

途中まで読んで知りたいことは知れたから最後まで読んではいない。

お金を費やせば良いのは物か経験の2択

2択と言っても、「物」の方には条件がある。

じゃあまずは「物」の方から説明しよう。

「物」

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良い写真を撮って楽しい思いをさせてくれる「カメラ」を購入したのは良い買い物だったと思っている

一言で言うならば、「自分へのバックが大きい物」へお金をかける。それを買えば自分にどんな良いことがあるのかに重きを置く。

例えば、あなたがiPhone5Sを発売当初から今の今まで使っていたとしよう。これは俺が高校生くらいの時に出たモデルだった気がするから、余裕で5、6年は使っていることになる。当然そんなに使えば性能が落ちてきて処理速度も遅くなる。そんなスマフォを毎日ストレスたっぷりで使っていたとしよう。

最近iPhone12が発売された。iPhone5Sと比べたらスペックは雲泥の差。買い換えれば毎日の生活の質が上がるだろう。だってスマフォなんて1日中肌身離さず所持する物だからね。

でもiPhone12は最新スマフォだ。当然高い。さああなたは買うか?それともまだ使えるからとiPhone5Sを我慢して使い続けるか?

この場合、ほぼ100%スマフォを買い換えたほうがいい。スマフォでストレスを抱えるくらいなら、買い換えてストレスフリーな生活を送ったほうが良いに決まっている。

基本的にスマフォにかかわらず、生活の中で毎日接する、使用するものにはお金をかけるべきだと言われている。だって毎日のことだから。

具体的に言えば、

  • スマフォ(毎日使う)
  • PC(毎日使う)
  • 枕(睡眠の質向上)
  • 布団(睡眠の質向上)
  • 靴(足を守る)
  • 服(スーツとか?俺は無難なものでいいと思うけど)
  • 食事(栄養重視)

などかな。

別に絶対に高いものや良いものを揃えろと言っているわけではなく、「お金をかけても最終的に自分への投資となるもの」だと言っているのだ。

「経験」

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「経験」とは、何かを体験して得たもののこと。

「物」を買って良い思いをした、悪い思いをした、というのも一つの経験だけどそれとはちょっと違う。

わかりやすい物で例えると、旅行だ。

10万円くらいのスーツを買うよりも、トータル1万円くらいの服で9万円する旅行をした方が有益だとは思わないかい。

若いうちは「体験」に重きを置くべき

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「物」でも「経験」でも、最終的に幸せを手に入れられているのなら良いんだけど、俺の場合は、今は「経験」に投資するべきだと思っている。

若いからこその体力や行動力を生かしたい。

俺は最近まで車を買い換えるかどうか悩んでいた。中古車を調べ、手の届きそうな車を探していた。実際良さそうな車もあり、見積もりを出すかどうかのところまで行きかけた。

しかし、俺はこの本を読んで考えが変わった。まだまだ元気な車の買い替えのためにローンを組むよりなら、その分のお金でいろんなところに行きたいと思った。

【カメラ旅】箱根・芦ノ湖をダラダラ走る旅

それがあり、とりあえず箱根まで行ってきた。

ただダラダラ走っていただけだけど、良き旅だった。

程度の良い中古車を買おうと思ったら最低限100万程度は必要になる。しかし、週末にしか車に乗らないのに、その100万円分、俺は何かを感じることはできるだろうか。確かに車が変われば走りの楽しさも自分の欲求も満たせるかもしれない。でもそれはきっと買い換えてから1ヶ月くらいの間だと思う。乗るたびに初めて乗った時の感動は薄れていく。

どうせそうなるのなら今の車が乗れなくなるまでは乗っていたいね。そう思えた。

とうぶんは良き旅を行けるようにお金を使うようにしてみる。

投げ銭はやめよう

幸せになりたくば、

  • 自分が楽しいと思えることにお金を使う
  • 自分の時間を大切にするためにお金を使う
  • 自分の健康を守るためにお金を使う

この辺を意識してみれば、明日からのあなたのお金の使い方は今日よりもちょっと良くなるかもしれない。

お金は大事に。

以上だ。

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