ほうです。
今回は本を読んでの感想記事です。購入したのは結構前なんですけど、何度か読み返すほどのお気に入りの書籍になりました。
ということで、この本を読んでの感想でも書いてみようかと。感想というよりは「この本を読んでの僕の考え方を述べる」のほうが正しいかもしれませんが。
堀口英剛さん
monographというブログを書いていて、今はYouTuberとして活躍中。YouTubeに完全シフトされたようで、ブログの方は一切更新していない模様。正直僕はブログの方が好きだったので、ちょっと残念。
僕がブログを書いている原点の一つともなっている人であることは間違いない。
「一張羅」という考え方を大事に
本書でお伝えした自分だけの「一張羅」、触っているだけで気分が上がる「ときめくモノ」を集めていけば日々の生活は少しずつ上向きに、楽しいものへ変化していくことでしょう。
堀口英剛. 思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール
この本で一番好きなところはここ。
1ジャンルにつき1つの物を選ぶという考え方。持ち物全てが一張羅であり自分の目で選んで洗練された物。
このような考え方はこの書籍に出会うまでは自分にはなかったもの。
この記事は自宅の自分の部屋のデスクで執筆している。今周りを見渡したときに、自分にとっての一張羅と呼べるものはいくつあるだろうか。一張羅であるのだから、最低限「それを選んだ理由」くらいは語れるべき。となると本当に少ない。
「これが良い」ではなく「これで良いや」で買ったものがほとんどかもしれない。
ちなみに今周りを見渡して一張羅だと思えたものは財布とキーケースくらい。どちらも最近記事で紹介したもの。
「適当な買い物してるなぁ」とショックを感じるものの、まだ遅くはない。今持つものに愛着を感じつつ、これから買う物を一張羅にしていけば良いだけだ。
自分がご機嫌になる物を選んでいく
財布もキーケースも毎日触れる物。
それがお気に入りの物であれば自然とテンションも上がる。「今日も財布薄いなぁ」「今日も良い手触りだなぁ」と。
自分が毎日身につける物を少しずつ「お気に入りの物」に変えていくことができれば、きっと日々の生活はどんどん楽しくなるだろう。
「高い!」で目を逸らしてはいけない
一張羅を探すときは、値段はあまり重視するべきではないです。
そんなこと言いつつ僕が身につけているものはそれほど高価なものではないですけど、一例だけ、それがこの一眼レフカメラ。
この写真のカメラ、メルカリでカメラ本体を36800円、レンズは38000円でした。どちらも学生の時に買っています。当時はアルバイトはしていたものの、学生としては高額なので超悩んで購入しました。
結果、どちらも中古購入でしたがいまだに壊れずに元気に使えています。このブログに載せている写真のほとんどがこのカメラで撮影したものです。
購入時は高額に見えるかもしれませんが、大事に使えば長く良スペックの物を使えます。高額だから敬遠するというのはもったいないです。高額なものほどどのような良さがあるのか見てみるようにしたいもの。
そしていざ購入した時には、購入理由を熱く語れるようになっていたい・・。実際カメラに関してはあまり詳しくないので語れないんですけど・・。
つまらない消費は減らしていく
すごく良い物に出会った時、やはりお金が無ければどうしようもない。
ローンという考え方もあるけど、学生時代にリボ払いで苦しんだ僕としてはローンはできる限りしたくない。となると、良い物に出会った時のためにお金は残しておかなければならない。
そのために必要なことは、日々の適当な消費を減らすこと。
一人暮らしだとかなりの自制心を求められるけど、僕は現在実家暮らし。東京で一人暮らしをしていた頃と比べると固定費はかなり抑えられていると思う。そして地方での車社会なので、外でお酒を飲むこともなければコンビニに行く回数もぐんと減った。ご飯も基本的には家で食べるため、外食も少ない。
今後仕事が安定していけば毎月の貯金額も決められる。
とある人から聞いた話、「首都圏から地方に来たら年収は減ったけど貯金額が増えた」ということ。首都圏は何をするにもお金なんだけど、地方に来てしまえばそもそも遊ぶところは少ないし、お金を使わなくても楽しめることが多い。
あとはいざというときのためにお金を残すだけ。
極端な話、無駄な支出を減らし、良い物に投資していく。これが結論。
まとめ
書籍の内容はすごく濃いものなんだけど、あまり色々拾うとまとめきれなくなりそうなので、「一張羅」について考え方のところを抜粋して自分の思いを綴ってみた。
間違いなくこの書籍は僕の中での物選びのバイブル。