【卓球】最近のイップス事情について

前にこんな記事を書いていました。

最近社会人の大会に出た時にイップスの症状がでたので、記録を更新します。

ちなみに、前回はペンに挑戦したりカットマンやったりなんてことを書いていましたが、今はカットマン一筋で練習頑張っています。それでも、試合ではどうにも症状が出てしまうようです。

とある大会で

他の記事でもちょっと書きましたが、長野に移住して加入したクラブで大会に出ることになりました。団体戦で、一緒に出る人たちは僕の実力を知らないのでどんなもんかと期待の目を向けているわけです(多分そんなことないけどそんな気がしました)。するともちろん緊張するわけです、言うなればアウェーです。同じチームの味方の視線ですらちょっと怖く感じる。

こうした緊張の場だと、やはりイップスの症状はあらわれるようで、試合ではバックの粒高をうまくう使えませんでした。

レシーブ、カット問わず、ボールに当てる瞬間に手首から先の筋肉が強張るような感覚で、ボール浮きまくり。それでもちょっとは切れてるので相手も何度かミスしてくれたり。他の人からするとそれがわざと浮かせてミスを誘っているように見えたようで、なおさらプレッシャーがかかります。

結局その大会では3回もシングルスで出してもらえましたが、1勝2敗という結果。しかも2敗のうちの1試合はいつもの調子なら勝てたかもしれませんでした。試合に出るうちに少しずつ緊張は解けていきましたが、それでも粒高を使う時はどうしても手首から先が緊張状態になってしまって、なかなか良いボールを打てませんでした。

粒高を使うことを諦める

先の大会でそんなことがありましたが、実は反転してのバックハンドはそこそこ良いボールが打てていました。

緊張によって粒高がほとんど扱えていない状態なので、ここらで裏裏カットマンにでもなってしまおうかと1週間ほどチャレンジしてみました。

正直感触は良かったんですけど、今までレシーブを粒高に頼ってしまっていたせいで、レシーブが絶望的でした。いつも練習しているリトルのサーブですら取れなくて、さすがに諦めました(それとバック面に合う裏ソフトをいろいろ試すのも大変そうでした・・)。

ということで、粒高を諦めようと思いましたが、それ自体をさらに諦めることにしました。

粒高を使う機会を減らす

試合中、イップスの症状が特に顕著なのが粒高でのツッツキです。

レシーブ時はなんとかなっていますが、ラリー中のバックサイドでツッツキをするときに症状がよくでているような気がします。

本来であれば、陳衛星選手のようにブチギレのツッツキの中に粒高による流しやショートを入れ込みたいですが、普段の練習の中でもかなり調子が良くないと自分にはできない技術です。

これらを試合中に行うのは至難の業。であれば、バックサイドでのツッツキは反転して裏ソフトで返してしまえば良いのでは、と思った次第です。

粒高で打つ時の粒が倒れるぐにゃっとする打球感が正直嫌いなのかもしれません。であればとりあえずは反転して裏ソフトで返すだけでもラリーは続くのでそのほうが良い気がしました。

現在練習の中でカットからのツッツキで反転して裏ソフトで返す癖をつけています。まあ反転してツッツキができても、その後フォアに打たれた時の反転が間に合っていないんですけどね。まあここは練習量でカバーします。

今のところはこんな対策案を検討していますが、これも実際の試合でどこまで通用するかわからないので、続報をお待ちください。

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