【卓球】松島輝空くんから分析する前陣速攻卓球

f:id:houchin:20181221093641j:plain
松島輝空くん(ButterflyHPより引用)

現在世界卓球選手権2019の選考会が行われているわけですが、松島輝空くんが注目されていますね。輝空くんは全日本ホープスチャンピオンなわけですが、大学生チャンプの及川選手を3-2で破り、三部選手を2-3に追い込む活躍を見せました。

輝空くんはまだ小学生。張本くんを彷彿とさせます。小学生と大学生、体格差もパワーもあるはずなのに大学生が負けたのです。やはり卓球は平等なスポーツ。体格差もパワーも関係ないんですね。カットマンとかなら身長高い方が若干有利なのかもしれませんが。

さて輝空くんがどういうプレーで大学生と渡り合ったのか分析してみましょう。

 松島輝空vs及川瑞基

セット的には取って取られてで、最終ゲームも競っています。

「圧倒的」というよりも、最後輝空くんが競り勝ったという感じでしょうかね。動画をみているとどちらも前陣速攻という感じでした。

動画からの分析

40分ちょっとの動画を全て見たわけではないですが、言えることは先に台から離れた方が失点しているシーンが多いということ

当たり前の話ですが、卓球はバウンドしてから早く当てれば当てるほど自分でボールを飛ばそうとしなくても勝手に勢いのあるボールが飛んでいきます。ブロックなんてラケットの角度さえ合えばスポーンと綺麗に決まるでしょ。打点が早いと相手が打ったボールの勢いを利用することができるので、打つときに力を入れなくてもいいんです。

逆に台から離れれば離れるほど、相手の打ったボールは失速するため、打つときにそれなりの力がないとパワーのあるボールは打てません。そしてパワーのあるボールを打つには溜めが重要なので、振りが大きくなる分コースを選びにくいし相手にもコースを読まれます。

そう、卓球は相手よりも台に近いところでプレーした方が有利なんです。カットマンも同じく、台からは離れすぎない方が良いです。この話はここではしませんけど。

それを物語っているのがこの試合ですよね。

体格差があっても台に近いところで相手のボールをさばいていれば関係ない。フットワークとボールタッチとコース取りが良ければ勝てちゃうんです。

それに加えて、左利きっていうのもプラスですね。右利きからしたらサーブもチキータも取りにくいはず。サウスポーっていうのは利点がいっぱいです。

まとめ

分析らしい分析にはなっていない気がしますが、今後の活躍が楽しみです。そして地方の小・中学生の憧れになってほしいです。

あとアドバイザーに入っているお父さん?の拍手の目立ち具合はyoutubeのコメント欄で賛否両論でしたね。捉え方は人それぞれということで。

最新情報をチェックしよう!