【卓球】緑のあいつがきた!グラスディーテックス0.5mm!

ほうです。

全力卓球ネタですが、今年、ついに卓球メーカー各社(といってもまだ数社)からカラーラバーが発売されました。日本のメーカーだと、VICTASから水色とピンクというラインナップ。あとはアンドロとかティバーとか。

別に性能が変わるわけではないけど、スポ少あたりにはウケるんじゃないかと思った。一応カットマンなので粒高唯一のカラーラバー、ティバーのグラスディーテックスを購入、使用してみた。
最後に簡単なレビューも書いていますが、結論から言うと使いこなせなさそうなので使うのやめました笑。

まずは外観

パッケージに「acid green」の文字が入っていますね。アシッドグリーンという色名なんですね。

すごいインパクト笑。
この画像は無加工ですが、実際はもうちょっと淡い色合いです。

スポンジは黄色。

粒のドアップ。
僕が愛用するVICTASのカールP-4と比べると粒が低くて硬め。まごうことなきグリーン。

松下浩二オフェンシブに貼ってみた。
これはかなり目立ちそう笑。卓球をやる人にとって、ラバーといえば赤か黒というあたりまえが崩れるわけなので、大会会場でこんなラバーがあれば遠目でも気づかれそう。

周りからのウケ

これは買ってよかったの一言。
発売されてすぐということもあり、驚く人・興味を持つ人などさまざま。個人的にはこういった情報って意外に周知されていないんだなという印象。カラーラバーってなんぞやっていう人もいたので。

小学生からのウケはとてもよかったのでそれだけで満足。それと同時にルールの周知とかもできたのでよかった。

審判の立場としては、この手のルール違反は指摘するのも辛いのでぜひとも守ってほしい。必死に練習して会場来てさあ試合だっていうときにラケットコントロールで引っかかるって辛いでしょ。

簡単にレビュー

松下浩二オフェンシブ
VS>402ダブルエキストラ(2.2)
グラスディーテックス(0.5)

グラスは日本のカットマンの平屋広大さんが使っているのが有名なので、一応YouTubeのほうで予備知識は入れておいた。

1番の癖としては「ツッツキが切れない」ということ。グラスはテンション系の粒高になる。その上、粒が低くて硬めだと倒れにくい。

さて、実際はどうだったのかというと、非常にじゃじゃ馬。まじでツッツキが鬼門。いやできるのかこれ状態。
カールP-4で下回転かける時と同じように振っても、全てナックルに化ける。諦めてプッシュっぽく打った方が良さそう。相手もやりにくそう。残念ながらイップスの症状が完治していないため、いろいろ試すことができなかった。それにしても弾む。
じゃあカットはどうなのかというと。正直技術不足なのかもしれないけどですデスカットはだせなかった。デスカットというのは、カットして相手コートでイレギュラーなバウンドをするようなカットのこと。使い慣れているというのもあると思うけど、カールP-4の方がカットを切りやすいという感想。
これも弾みのせいで抑えるのが超大変。ループドライブに対してのカットならなんとかなるものの、強打に対してのカットが全然できなかった。
攻撃に関しても、僕は粒で攻撃する時は、高く浮いていればスマッシュ、低ければちょっと引っ掛けてフリック気味に打つようにしている。でも、グラスに関しては粒が倒れにくいので超やりにくかった。
唯一好感触だったのは、前陣ブロック。抑えるのが大変なのは変わらないけど、あきらかに球が揺れるのがわかった。特に技術関係なく抑えられればあんな強烈なナックルボールを出せたわけなので、ポテンシャル高しくん。

総評としては、慣れれば面白そうだけど、それには多くの時間がかかりそうだし、非テンションの粒に戻れなくなりそうな気がする。それほど癖があり高性能な粒高。
もともと1.2mmのスポンジしかなくて弾みすぎるということでカットマンには難しいラバーだった。でも0.5mmと0.9mmのスポンジ厚が登場したことでカットマン界隈は湧いていた印象があったけど、実際厳しい。

まとめ

カットマンとしては他の粒高にもカラーラバーのラインナップを作って欲しいという思いがある。
こういった目立ち物は好きなので、仮にカールP-4にピンクとか水色を追加してもらえればすぐに買いますよ。

ということで、グラスはお蔵入りになり、カールP-4に戻りました。

即納!! TSP カールP-4 ソフト 020195 2018SS 卓球

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