どうも、houです。
今回は、櫻坂46のデビューシングルにして表題曲である「Nobady’s fault」のMVの再生回数が、1週間後に公開された「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」の再生回数より伸びなかったのかについて考察をしてみようと思う。
2020年12月30日13:35時点での再生回数がこちら。以前よりも開きは小さくなったけど、いまだに70万再生の差がある。
「Nobady’s fault」といえば、欅坂46としてのラストライブの最後の最後にサプライズ的に披露され、その後も音楽番組でも何度も披露している。紅白歌合戦もこの曲での参戦。センターは我が推しメンの1人である(こんな言い方したらトンチンカンって言われそう・・)森田ひかる。今年の年初の年越しCDTVにて、「黒い羊」のセンターを務め、2期生の中でも頭1つ抜きん出ていた印象がある。
話題性もバッチリで、MVの再生回数だってグングン伸びていっても良いと思うんだけどね。
でも、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」のMVが伸びるのには理由がある。それを俺なりに考えてみたので、述べてみる。
櫻坂っぽさを表現しているのはどっちだったのか?
改名の目的は、「欅坂46」にまとわりついた良くないイメージの払拭。2018年からメンバーの卒業・脱退が続き、新曲の発表すらも延期し続けていた。
だからこそ、新生櫻坂46には今までにはない何かが求められた(んじゃないかな)。欅坂46の「嫌味か」とも思えるようなグルグルTシャツのようなドロドロの環境から、綺麗な明るい世界に飛び出して「また頑張ります!!」みたいなフレッシュさ的な何か。
これな。
なんなら新しい衣装カラーは桜カラーで、外見的にもフレッシュさ漂う。
でも「Nobady’s fault」は良い意味で欅っぽかった。曲のメッセージ性が強く、聴くものに与えるインパクトが強い。まさに欅の楽曲そのもの。
しかし、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」は櫻坂っぽい。恋愛系に全振りして、何よりセンター藤吉夏鈴がとても楽しそうにパフォーマンスをしている。「欅っぽくなくフレッシュ感溢れる感じ」を求める人は、なぜ恋をリピートするのではないだろうか。
楽に聴ける
もうこの辺からは俺の偏見が混ざっていくんだけど、聴いていてなぜ恋は全く重くない。でもノバフォはメッセージ性が強いからこそちょっと重い。1回聴けばお腹いっぱいと言う感じ。
これに関しては本当に人によると思うんだけど、メッセージ性の強い曲って、そのメッセージを欲してるときに聴くととても曲が身体に馴染んで気持ちよくなれる。曲のメッセージに共感して「頑張ろう」とか思えたりする。だから逆にいえばそういう精神状態の時にしか聴こうとは思わない。冬に夏の曲を聴こうとは思わないのと似ている。
でもなぜ恋はオールウェイズ聴ける。歌詞の内容は恋愛系に全振りしているため、男女や世代問わず聴けるし、内容にネガティブな要素はなし。いつ聴いても楽しくなれる。さらに良いこととして1曲の再生時間がノバフォよりも短い。MVの内容的にもスピード感があって楽しめる。MVを再生するハードルがなぜ恋の方が低い(と個人的に思っている)。
まとめ
考察記事のくせにもうまとめ。
世には「カップリングが表題曲より人気」だとか叩きに走る人もいるんだろうけど、欅の時からカップリング強者パターンはあった。「避雷針」とか「エキセントリック」とか。ライブでの演出の力の入れ具合を考えてもカップリングなのが本当に笑える。表題もすごく良かったけど。
別にそこまで再生回数に大差がついているわけでもないし、せっかく作ったMVなんだから、人気が出ているのは喜ばしいことでは?(誰目線)逆に考えて、ノバフォだけめちゃくちゃ再生されてカップリングのMVの再生回数がへぼかったですっていうよりも良いでしょう。
そしてこういう再生回数のような数字が顕著に出るものは色々と競争を促すから櫻坂にとって良い刺激になると考えられる。
これまではてちのセンター一強かつ全員選抜だったため、グループ内で競争が生まれなかった。競争を望むようなメンバーも少なかったんだろうけど。しかし、櫻坂は現在センターは3強(森田ひかる、藤吉夏鈴、山﨑天)状態。その上「櫻エイト」という制度も導入(どの楽曲もメンバー8人は固定)。ここに曲ごとの人気など目に見える数値などの情報を加算すれば嫌でも競争は生まれる。だからなのか、最近の「そこ曲がったら、櫻坂?」では2期生の主体性が目立つ。
最後に、勘違いされたくないから書くけど、この記事の見方によってはノバフォをディスっているようにも捉えられるかもしれないけど、俺自身ノバフォも好き。俺は基本ネガティブ志向だから、欅坂、櫻坂のメッセージ性の強い曲がガッチリハマる。うん、大好き。
以上。