実は前から行きたかった遊佐の一の滝・二の滝。
とは言っても、学生の時に一度訪れています、大学の活動で写真が欲しくて、天気悪いのに突入した時のものですね。
「一度行ってるならいいじゃん」ってなるんですけど、「三の滝」もあるという情報を入手してしまい、興味が再熱。
当時は二の滝までしか無いと思っていて、ずっとその認識でした、でも実はあの奥にもう一つ滝があるなんて情報を知ってしまったら、そりゃあいくしか無いですよね。
ということで、リトルと突入です。
まずは胴腹の滝へ
一の滝の駐車場へ向かう途中にある胴腹の滝、まあ当たり前のように寄りますよね。
ここで汲めるお水は美味しいらしく、僕たちが滞在している間も水を汲みにくる人たちがちらほら。
悲しいことに一眼レフのバッテリーが尽きていたため、今回の写真はiPhone12miniで撮りました。
しっかりとマイナスイオンを浴びて、いざ一の滝へ。
冒険スタート
くねくねと山道を走り、「一の滝二の滝駐車場」へ到着。
すでに何台か車が止まっていました、天気は良かったのでみんなハイキングでしょうかね。
さてさて、駐車場からの一の滝、二の滝の位置関係はこんな感じ。
学生時代に行った時は川沿いの道を歩いて二の滝まで行きました。
今回はちょっと冒険ということで、三の滝までショートカットで行けるらしい、左の直線で描かれているコースを選択しました。
辛い道のり・・・
初めのうちはこんな感じのゆったりとした道で、「お、なんか楽そう」なんて思っていました。
むむむ。
「あれ、こんなに歩くんだっけ?」と疑心暗鬼。
ちょっとわかりづらいですが、ぬかるんでます。
最近雨の日が続いたので、道が悪かったのです。
草木は生い茂ってるし道は悪いし急に坂道なったりで超大変でした。
はい、冠水。
リトルは恐れずじゃぶじゃぶ歩いていましたが、僕は足を泥だらけにはしたくなくて脇の草木をかき分けてプチ迂回しました。
すぐ近くから水が流れる音はしてるんですけど、なかなか看板一つでてこなくて、途中から「本当に滝に迎えてるんだろうか」とかなり不安になりました。
前知識ほぼ0だったので、怖くなりましたね。
それでも歩いていたら、イエーイ看板登場。
ようやく二の滝への案内の看板のご登場です。
そしてどこかでみた気がする「万助道」の文字。
去年の秋頃に行った高瀬峡でみた看板にも書かれていました、繋がるんですねー、「万助道」って登山ルートみたいですね。
いざ二の滝へ
先ほどの看板で「二の滝」を指す方はかなり急な坂道で、一歩間違えれば滑り落ちそうな道でした。
めちゃくちゃ慎重に降りました、そのせいで写真これしかありません、とにかく怖かった。
そして辿り着いたのがこの「さぎりばし」。
あれ?思っていた二の滝ではない?
とりあえず目の前には滝っぽものが。
後から気づきましたが、おそらくこれが三の滝。
二の滝がでかいので、どんなものだろうとは思っていましたが、このくらいのレベルのようです。
マップには三の滝の文字がないですが、位置関係的には三の滝っぽいです。
橋を渡ると看板。
三の滝の看板の向き先には道があって、そこも登山道みたいですね、本当はこの道を進んで三の滝の確証を得たいところでしたが、ここまでくるのでかなりバテていたので、出直すことにして二の滝へ向かいました。
展望台
看板の登場で「よっしゃ、二の滝はすぐそこだ!」なんて浮かれていましたが、まだまだ道は険しい。
こんなところに好き好んでくる人って、どういう人なんだろう。
しばらく歩くと、「展望台」という看板があったので、見に行ってみました。
二の滝のちょい上部分です。
水が勢いよく流れていて、とても居心地の良い空間でした。
汗をかいてじめじめしていましたが、一気にリフレッシュ。
正直最初の橋のさぎり橋に到着着くまでにかなり疲れていて先行きも見えない状態で進んでいたので、かなり気分がよかったです、開放感。
いざ二の滝へ
さらに歩を進め、とうとう二の滝です。
写真じゃ伝わりにくいですが、すごい迫力でした、直近雨の日が多かったこともあり、水量十分、水が滝壺に打ちつけられる音も怖いくらいに大きかったです。
動画も撮っているので、近日公開します。
あと、二の滝前の橋を渡ったところが水没?していました。
雨の影響か水が流れて石段に流れていました、これは大丈夫なのかな?
橋の上から1枚。
このあたりの橋って、冬は撤去されるみたいですね、どうやって撤去してるんでしょうね。
一の滝へ
二の滝から20分ほど歩き、ようやく一の滝に到着しました。
一の滝は展望台からしか見れないんですけど、こちらもかなりの迫力です。
やはり滝は水量があると全然違いますね、自然って怖い。
駐車場出発してからだいたい1時間ちょいくらいの道のりでした。
あとがき
前回来た時はそれほど大変だった記憶がなくて、ほぼ私服みたいな格好で飛び込んだんですけど、やっぱり山に入る時はそれなりの格好した方がいいですね。僕もリトルも靴は山にも入れるような良いやつを履いていたんですけど、服装は特に山を意識したものではなかったので、無傷で帰って来れてよかったーと言いながら帰りました。怒られるかもしれませんが、ほぼ手ぶらでした。
高瀬峡もですが、遊佐の山の遊歩道と呼ばれるところはまじで険しい道なので、行かれる人はお気をつけて。
三の滝のあたりはもうちょい奥まで行ってみたい気持ちがあるので、次は涼しくなった秋に行ってみようと思います。