大学生がスライド(パワポ)を作る時に意識すべきたった1つの事

ほうです。

最近スライド作りに奮闘する学生さんがいたので、個人的にスライドを作成する時に心がけることを簡単に紹介しようと思います。

とは言っても、僕も学生の時はスライド作りが苦手でした。「あの話も入れなきゃ、この話も入れなきゃ」と、抜けが無いスライドを意識していたような気がします。とにかく質問されるのが嫌だったので、何か質問されても「え、スライドに書いてますけど?」と言えるように準備していました。そのため、発表していると自分で作ったスライドのはずなのに、なにか話しにくいんですよね。

その理由となるのが、「大学生がスライドを作る時に意識すること」につながってきます。

ずばり、「話の筋道ができているか」ということ。

基本的に発表というのは誰かに何かを伝えるためにするものですよね。発表は別に資料なしで口頭で話しまくっても良いわけですが、より分かりやすく伝えるためにスライドを使うわけです。そんなスライドが「わかりやすい発表」の妨げになってはいけないわけですね。ということは、スライドの内容は発表内容をより聞き手に伝わりやすいようにしないといけません。そこで意識することが「筋道を立てる」ということです。

具体的には以下のようなことです。

  1. これから話すことの一覧を提示(目次とか)
  2. 具体例の提示
  3. 前提話の提示

まずは、今・これから何の話をするのかを理解してもらわないといけませんね。話すことの一覧、まあ目次を提示するとどのくらいのボリュームがあるのかがわかります。これから聞く話のボリュームがわからないと集中力を休めることができないので聞き手は疲れます。
具体例の提示も必要です。難しい話であればあるほど聞き手が理解しやすいように身近な具体例などを織り混ぜると良いかと思います。それをスライドに落とし込むと伝わりやすいです。
最後に前提話の提示です。「今聞いている話は何の話に繋がるのか?」これがイメージできない状態では、どれほど大事な話も聞き手の脳にはインプットされないでしょう。卓球のルールを初心者に伝えるのは、「大会で審判に注意されないようにするためですよ」という前置きがあれば少しは話が伝わりやすいでしょう。逆に特に理由もないのにいきなりルールの説明をされても、「だから何?」状態。

そしてもう1つ、スライドを作ったら必ず発表練習をしてみることです。話の筋道ができているスライドだと流れるように話せるのですが、筋道ができていないと、「あれ、こことここの話が繋げにくい・・」なんてことが起こると思います。そういうのって発表中に嫌な汗をかく原因になったりするので、しっかり読み合わせして潰しておくことがおすすめです。

簡単ですが、以上です。

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