最近ふと考えるのが「人生の勝算」ってこと。
企業が新卒を取るのは即戦力を求めているわけではなく新しい風を吹き込んでほしいからで、中途を取るのは即戦力が欲しいから、というのは当たり前の話。
となれば、年を取れば取るほど転職するとなった時には即戦力になれるようなところにしか転職が難しくなっていくのでしょう。
「人生の勝算」を考えれば、今やっていること全ては次につながっていく方が効率が良いわけです。実際に「人生の勝算」という本にもそんなことが書いてあったような気がしたりしなかったり。
さて僕はどうなのか。
新卒でIT企業を2年ちょっと経験して、タクシードライバーを3カ月で辞め、大学で任期付き職員をやっている僕はお次はどこへ。合算すると今年で新卒5年目になり、同い年の人は同じ仕事を5年勤め上げて知識を蓄え次へのステップアップを目論む時期でしょうか。僕はステップダウンしないようにという思いの方が強いかもしれません。
ですが、ここで一筋の光明となっているのが大学院。今年の4月に入学してもうすぐ半年が経とうとしています。大学院といっても文系ですしそこまで規模も大きくなく、よくイメージされるような研究室に通って朝から晩まで研究という感じではないです。そもそも僕は社会人大学生ですからね、大学院生という立場の前にサラリーマンという立場があります。
でも大学院ということに変わりはなく、ここでのやることなすことを経て、次のお仕事につなげていくのが「勝算」となるのでしょう。
であれば大学院で学ぶこと、やることは次へつながることのほうがいいはず。「自分の興味あることを深掘りしてみたい」みたいな趣味の延長みたいな研究なんてしてはおれず、なんならどんぴしゃ次の仕事に役立つようなものの方が良いわけです。
入学当初は単位取ってとっとと研究済ませて卒業してしまおうと考えていましたが、これは100万円をかけた投資。人生立て直しに向けた大きな一歩。
なんですよね・・。
戒めです。