大学で働いているとたまーに将来ごとについて相談されたり談義したりってことがあります。
過去の例で言うと、僕は一応民間企業を数年経験してからの今のポジションにいるので、そのへんを参考にしたいとかっていうのがありました。
出し惜しみせず自分の経験を交えて精一杯のことを話すわけですが、「こうしたほうがいいよ」なんて無責任なことは言えないので、結局結論は出ずに終わります。
「将来どのような仕事に就くべきか」とかの問いであればいろいろと話は弾みますが、そこにいくつかの要素も絡み合ってくるとかなり厳しい。
家族事情・恋愛事情が主なるところで、そのへんが絡み出してくると下手にアドバイスなんてできません。
というか、そのへんが絡み出すと答えなんて出せない。
「明日までに決めなきゃいけない」とかでなければ、決断の時までは時間があり、その間に「そのへん」の事情はいろいろ変わってくるかもしれないわけです。
なので、今めちゃくちゃ考えて答えを出しても数日後には「状況が変わりました！」ってこともあるかもなんですね。
ということを踏まえて、談義の時には結論を導くのではなく、考え方を伝えたいなって思いました。
よく聞くのが（僕は何度か聞いた）、「やらずに後悔するよりやって後悔したほうがいい」みたいな話とか。
僕に頼らずとも、何か状況が変わった時に自分で答えをだせるような考え方を伝えるべく、そのへんも勉強したいなーと思った今日この頃でした。